足首が動くと、体の中に“やわらかい春風”が通いはじめる
なぜお母さんは、最近ちょっとしたことで疲れるようになったのか?――実は“足首”に秘密があります
「立ち上がるときに『よいしょ』って声を出すようになった」
そんな変化を感じていませんか?
もしかしたら、それは“足首”がうまく動いていないサインかもしれません。
足首が動かないと、体は無意識に力みます
人の体は、立ったり歩いたりするとき、
実は足首が小さく動いて全身のバランスを取っています。
でも、その足首が硬くなると――
倒れないように、膝や腰、背中の筋肉が“がんばって”支えようとします。
つまり「力んでいる」のではなく、
体が「倒れないように必死にこらえている」んです。
この状態が続くと、
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肩や腰がこる
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呼吸が浅くなる
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歩くたびに疲れる
といった症状が出てきます。
そして、日常の“姿勢のクセ”が足首を固めてしまう
整体で一度足首を整えても、
日常生活の中でまた固まってしまうことがあります。
たとえば――
・パソコンやスマホを見るとき、顔が前に出ている
・イスに深く座りすぎて、足の裏が浮いている
・立つときに膝をピンと伸ばしている
これらはすべて、“足首が動けない姿勢”です。
体が少しずつ前に突っ込み、重心がズレていく。
そのたびに、背中や腰の筋肉が「倒れないように!」と力を入れてしまうのです。
毎日の小さな意識で、体は変わっていきます
難しいことをする必要はありません。
お母さんが少しずつ“足首を使える体”に戻るには、
こんな意識を日常に取り入れてみてください。
① 座るときは「足裏を床につける」
足の裏全体で床を感じるだけで、重心が戻ります。
② 立つときは「膝の裏を少しゆるめる」
膝の裏をピンと伸ばすと足首が動けません。
ふわっと立つのがコツです。
③ スマホを見るときは「顔の正面で」
顔を下げると、体が前に倒れます。
画面を少し上げて見るだけで、姿勢が変わります。
“足首が動く”と、心まで軽くなる
足首が柔らかくなると、
体全体の力が抜けて、呼吸が深くなります。
実際に、「母が笑顔を取り戻した」「疲れにくくなった」
という娘さんの声を、たくさん聞いてきました。
人は「治そう」とがんばるほど力んでしまいます。
だからこそ、がんばらずに“動ける足首”を取り戻すことが、
いちばんの近道なんです。
整体は、“治す場所”ではなく“戻す場所”
当院では、
圧迫骨折で弱った背骨に直接触れず、
関節や足首の動きを整えることで「体が自分で治る力」を引き出していきます。
「お母さんが、もう一度 自分の足で歩けるように」
その願いを、私たちは一緒に支えます。
