〒133-0044東京都江戸川区本一色2丁目26-21
骨粗しょう症の薬の服用と手術もすすめられましたが、当院の整体施術にしぼりました
2020年9月の映像です。寝たきりになってしまうかも、という状態から、楽々、高い所に片脚を上げて、椅子の上に登れるようになりました。痛み止め鎮痛剤や、骨粗鬆症の飲み薬・注射を一切しないで、ここまで良くなりました。
質問: 骨が折れていても、整体できるのですか?
院長: 出来ます。ただし、骨に圧迫を加えることなく、
体の深部にある筋肉の緊張を取る整体師の技術と、
いままで意識しなかった体の使い方を意識することがポイントとなります
質問:そもそも、動かして大丈夫なの?
院長:大丈夫です。体の動きには、関節が動かなくなってしまう動きと、関節が自由に動かせるようになる動きとがあります。
当院では、関節が自由に動かせるようになる動きで施術しています。
この動きの施術は、背骨と背骨の間の椎間板(背骨のクッションの様なもの)を広げるため、
背骨の圧迫骨折や、慢性腰痛などの関節の問題は、動かさないでサボっている筋肉がある体の動き方をしていることが原因で、関節に負担がかかりやすい体の状態になり起きています
重いものを持ったなどは、圧迫骨折になったきっかけの一つに過ぎず、原因ではありません。
その為、背骨を手術をしたり、痛み止めなどを飲むのは、対処療法の一つとなります。
痛みを解決し、なおかつ、いつまでも動ける体でいるためには、関節が自由に動ける体の使い方を覚える必要があります
その為に、当院では
①現在痛みが出ている関節の問題を改善する施術
②患者さんをサポートしつつ、関節が自由に動ける体の使い方をインストールすることによって、いままでサボっていた筋肉を活性化する施術
を提供しています
現時点、骨折している患者さんでも、体にとって良い動きが出来るようになるためには
施術をする施術者自身が【関節が自由に動ける使い方ができる】事がポイントになります
背骨の関節が動くと動ける体に変わり、且つ、痛みが根本から良くなります
まずは、圧迫骨折が起きない生活習慣を取り入れる必要があります。
その為に、体に力みが入る運動や重労働はさけます。
筋力トレーニングやウォーキングも、無意識に、筋肉を力ませやっていることがあるのでさけます。
では、何をするれば良いのかというと、
関節に負担をかけない体が良くなる動きで日常動作をすることです
いままで動かす意識を持たなかった筋肉や関節を使うようにして日常動作を行うようにします
当院では、今までできなかった動きが出来る体の状態をつくり、関節や筋肉が動ける体が良くなる動きの感覚をお伝えしております。
「骨が折れたことで痛みが発生し、痛いから体を動かせないのでは?」と疑問に思った人もおられると思います。
実際に、母も、「痛いから動かせない」と何度も言っていたのですが
衰えて動けなくなってしまった母の筋肉(大腰筋)が動くように、誘導したところ、
圧迫骨折をしてしまった母の背中や肋骨の痛みは、ぱっと消えてしまいました。
痛みは、筋肉がおとろえて自由に動かせなくなると、動かすときに余計な力みが生じ、発生します。
特に背骨を支える大腰筋は、体の動きに合わせて自由に動かすことが出来ないと、
体を支える大事な背骨の筋肉に力みが入って縮むので、背骨(椎骨)と背骨(椎骨)の間(椎間板)がせばまり、背骨と椎間板に負担がかかります。
筋肉の力みが常習化すると、本来自由に動くはずの関節の筋肉が徐々に硬化し、血液循環や神経の流れが悪くなることで、栄養がいきわたらなくなり、骨にも異常が出やすくなります。
本当のところは、骨が折れたから痛いのではなく、背骨を支える筋肉を動かせなくなったから痛くなった。
○事の起こりは、
2018年12月の寒い早朝、院内玄関先にある鉢を移動しようと、小柄な母には少し大きく重さもあるその鉢を、前かがみになって持ち上げ、少し段差のあるところをよけながら、やっと置き、
立ち上がろうとしたその瞬間、ぐしゃともずずっともなんとも表現できないような音と共に、ガーンとした痛みが腰とその周辺に走り、その場からしばらく歩けなくなってしまった。
母は、このままでは、開院時間になってしまうと心が定まり、1階から3階にある自室まで、這うように階段をやっと上っていき、痛みをあたためて緩和させようとするかのようにずっとストーブの前でうずくまっている姿を妻が見て、大きな異変があった事にようやく、私達は気がつきました。
○すぐに整体を
その後、母は、うずくまっているか寝ているかそのどちらかになっているような状態になってしまい、このままでいると、完全なる寝たきりになってしまうと思った私は、いわゆるぎっくり腰をしたその日の昼休みに、すぐに母を整体しました。
1・2回の施術をして、母は歩けるようになり、趣味の踊りも出来る状態にはなったのですが、
「まだまだ母は完全には良くなっていないから、施術を続けたほうが良い」と母に忠告していたにもかかわらず、
踊りを先生として教えている母は、週一回の踊りの会に参加できたから良くなったと言いはって整体施術を受けませんでした。
○整体を拒んだ母のその先は
整体を避け、しばらく踊りを続けていた、その間、
踊りをする→痛み発生→寝てじっとする→痛み納まる→踊りをする→痛み発生を、繰り返しておりました。
しかし、とうとう、寝ていても痛い状態にまで症状が悪化してしまいました。
寝返りをすると痛いので、寝返りできなくなってしまったと言うのです。
踊りを続けている間ずっと、母は、私が整体をしようかと言っても、
「動かすと痛い」からと言って整体施術を断りつづけていました。
○なぜ、好きな踊りは踊ろうとするのに、整体は嫌がったのか?
なぜ、整体で動かすことは痛いと感じるのに、踊りでは動けるの?
と疑問に思われた方もいるかもしれません。
また、なぜ整体をするとき母は痛いと感じたのでしょうか?
施術中、痛くなることを、私がしたわけでは、もちろんありません。
身体が良くなる方向に、体を誘導しただけです。
痛みのある人(大腰筋を動かせない状態にある人)にとって、背骨の関節が広がる体が良くなる方向の動きは、普段やらない動きなので、無意識に筋肉が力んでしまうため痛みを感じます
しかし、この動きを施術者に、補助されながらおこなった直後、縮まった椎間が広がるので、体が快適に動くようになります。
一方、大腰筋を使わない動きは、体を支えている筋肉(大腰筋)を使わないので、
クッション性のない体に衝撃がくる動きになります。母は踊りでこの動きになっていました。
この動きは、ひょいひょいと動きますが、体を支える大事な筋肉が衰える為、体のクッション性が衰え、徐々に椎間板や膝関節などの関節が壊れていくことになります。
実際に、踊りを踊った翌朝、背骨の間が縮まってしまう為に、母は体がもっと動かせなくなってしまいベットから起きていられない状態になり、ひどいときはトイレにいくのもやっとという状態になってしまいました
○とうとう覚悟を決め
整体施術”大腰筋を動かすこと”を、拒み続けていた母は、
背中とわき腹が痛くて、食べると噛む動作と飲み込む動作で痛みが出るために、食欲はあるのに食べられなくなり、
元々40キロだった母の体重は10キロ以上やせ、30キロを割ってガリガリに痩せてしまった現実は、外に出ることが大好きだった母にとって、とてもつらいものでした。
動くと痛く座っていても痛く、少し歩くと息切れがすると言って、寝ていることが多くなってしまった母が、
私の施術を拒み、最後に望みを持ったのは、母の妹である叔母が、
「私も、ぎっくり腰をしてしまったけど病院でMRIをとってコルセットをして楽になったから、病院へ行って一度MRIとってもらうといいよ」という言葉だけでした。
○病院へ行ったあと、その結末は
母の体の状態に対しての私たちの対応に納得のいかなかった母は、
病院で、自分の体の状態を確かめて、納得したかったので、どうしても連れて行ってくれとたのまれました。
一緒に病院の整形外科でCT検査を受けに行ったのは、
最初に、ぎっくり腰をした日から、半年後の6月10日でした。
病院に行き、椎骨が10本以上圧迫骨折をしているとのレントゲン写真とCTの画像を見せられ、その日の晩、母は、まだ話すのも精一杯という感じでいかにも声が苦しそうだったのが、
気持ちが切り替わり
翌朝からまた、数ヶ月ぶりの整体施術を再開するようになりました。
○打ち砕かれた、母のわずかな望み
なぜ、前日まで「痛い痛い痛いからやれない、親なんだからもっと優しくしてくれ」と駄々っ子のように
私の整体を嫌がっていたのに
病院に行ったその日の夜から急に、母が素直に行動してくれるようになったのかと言えば、
「病院へは連れて行かない、病院に行ってMRIを撮っても無意味だから。」と頑として
車の送り迎えを拒否していた息子である私と、
「もし、病院にお前(私である息子)が連れていくなら、お前の言うことを素直に聞く」と
母は、約束したからであった。
そして、母の心の中にあった、「病院に行けば何かもっと痛い自分にあった良い方法があるのではないか」という望みを、ことごとく打ち砕かれたからであった。
○病院での出来事
2時間以上待たされた後に、診察では、先生に、
痛いと言い続けているのにもかかわらず、強引に背中を押され恐怖を感じたこと、
その後レントゲン検査をして、診察血液採取と5時間以上、待合室で待たされたこと
その検査結果から重度の骨粗鬆症とわかり、その治療の診察のため、
週に一回は通うことになり、その際また長時間待たされるであろうこと、
そんなことでは、母の ”残りの人生が病院だけになってしまう ” と心底思ったのであった
○親切な男性との会話
もう一つは、検査を受けたその病院の待合室のベンチで、たまたま合い席した男性と、
長い待ち時間の間、母は、ゆっくり会話することになりました。
母より10歳若いその男性は、もう一年以上この病院に通っているのに、
男性の歩行の方が母よりずっと大変そうであったことなどを、母は、
私にその男性の話しをしました。
その男性の、最初のきっかけは、クリーニング屋の職業上、脊柱間狭窄症の脚の症状で、
鍼治療を受けていたところからはじまりました。その鍼の先生から筋肉を鍛えるようにと言われ、男性の奥さんの通っているスポーツジムに行かれたそうです。
男性は、スポーツジムのトレーナーが作った運動メニューにまじめに取り組みつづけて、しばらく経ったとき、痛みがさらに悪化してしまい
最終的にこの病院に来たのが一年前、その時、この病院で脊柱の手術を勧められ、手術後、脳に問題が出て右足首の甲がゆるみ歩行困難になったそうです。
母と会ったときは、車椅子に乗って移動しており、その男性が車椅子を使わないで歩いたその姿は、右足首の靭帯がゆるんでいるので、ガクんと突然足の甲から着地してしまい、そのまま顔面から転びそうなくらい危なっかしくて、とてもかわいそうだったこと。
その男性は、「歩けていいね」と母をほめてくれ、
母が骨粗しょう症であると分かったその後も「自分も2年近く骨粗鬆症の注射を毎日しているのにも関わらず、変化がなかった」と母に教えてくれました。
帰り間際に、「入院することになった」と電話でその男性が家族に話しているのを、母は聞いてしまいました
病院での体験は、母の病院への望みを打ち砕き、
また、ぎっくり腰の後に母にしていた整体後、母の身体が、動けることができるようになっていた事実、素直に聞いて体を預けられたとき、症状が軽くなっていた事実を思い出し、
私に言われたことを聞くしかないと、腹を決められたからであった。
○道を選択したその先は
整体を毎日継続して10日ほど経過した頃より
早朝、母は楽しそうに散歩をするようになり、また痛みもなくなったので、食事もできるようになりました。
外出が好きで人と話すことが好きな母が思う存分人と話せるように、
携帯の契約を変えるため、私と連れ立って母は店まで駅周辺を歩きました。
食べたいモノを母本人に選んでもらうためにスーパーの中も、一緒に歩き、
その時、母はカートに寄りかからないで、しっかりした足取りで歩くことができました。
久しぶりに見た母の姿を「大丈夫?」ではなく、
「久しぶりだね、元気そうだね」と口をそろえてみんなが声をかけてくれました。
〒133-0044 東京都江戸川区本一色2丁目26-21
JR小岩駅南口①④バス停乗車(10分)車庫行き(8分)/ JR新小岩駅北口一之江駅行き乗車(9分)/鹿本中学校前下車 徒歩約5分
/上一色中学校前下車 徒歩7分
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午後 | × | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
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水曜・木曜・土曜・日曜日